「まちづくり」から「観光地域づくり」へ
天王洲の水辺を、世界から人々が集う魅力溢れる文化観光の体験空間に。
「水辺とアート」という希少な景観の都市空間を活かして独特で魅力的な日常を生み出している天王洲アイル。当協会は、世界から人々が集う文化観光・都市観光地域の創造に向けて、天王洲の水辺の利活用を核とした地域活性化、地域社会とアートシティーの架け橋となる観光地域づくりに取り組んでいます。
「天王洲キャナルフェス」をはじめとする様々な地域催事や舟運企画、ミューラルアートプロジェクト、そして地域文化の発展を学び合う水辺の勉強会などの活動を積み重ね、天王洲の2019年品川区景観計画における重点地区指定、2020年東京都プロジェクションマッピング活用地区指定を受けるなど地域の賑わい創出、天王洲ならではの景観・街並み形成の実績を重ねてまいりました。このようにして培ってきた新たな地域資源を観光資源として有効に活用することを目指し、2024年より「観光地域づくり法人(DMO)」として活動しています。
地域の魅力づくりは、コト消費・トキ消費の場の継続的な創造を通じて天王洲の観光資源である水辺空間の賑わいを創出し、オープンイノベーションによる文化観光コンテンツの高付加価値化、ユニバーサルツーリズムと観光DX、域内連携さらには他地域との協力連携をより推進させることが重要であると考えています。
働く人、住む人、訪れる人にとって魅力的な文化観光地域づくりを着実に推し進めるために、今後も品川区を核とした多様な関係者と連携し、多彩な事業者やコンテンツを融合させ、魅力ある観光エリアとしての拠点づくりを行い、世界から人々が集う地域づくりに取り組みます。
<法人理念>
・文化とアートの融合により、人々の心を豊かにする。
・活力に溢れた社会を創り出す。
・運河でつながる湾岸エリアの新しい魅力を創造する。
<活動方針>
・水辺とアートを活用した観光街づくりの推進
・産・官・学・地域との連携の強化
・地域のブランディング・マーケティングの推進
<観光地域づくりコンセプト>
“働いてよし、住んでよし、訪れてよし” 豊かな都市文化観光地域づくり。
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社会環境に応じた継続的・可変的な取り組みで、
水辺を魅力ある観光文化の体験空間に
当協会は、水辺空間の利活用とアートによる地域活性化に取り組んでおり、地域催事「天王洲キャナルフェス」や「天王洲アートフェスティバル」などを通じて、運河沿いのビル壁面を活用したプロジェクションマッピングによる映像投影やスポーツイベントのライブビューイング、運河背後地のビル壁面や橋梁、船着場待合所、駅通路の壁面を活用した屋外アートの展示などを実施して来ました。
これらの継続的な取り組みにより、天王洲地区は、親水性の高い水辺や賑わいのある創造性の高い街並みを形成することを目的として、2019年に品川区景観計画における「天王洲地区」重点地区に、そして2020年には、プロジェクションマッピングを活用したまちの活性化やにぎわい創出を推進する「プロジェクションマッピング活用地区」の東京都第一号として指定されました。
今後も、天王洲の水辺をより一層魅力ある文化観光の体験空間とする活動に取り組みます。