東京都第一号!天王洲アイル地区がプロジェクションマッピング活用地区に指定

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2020年12月10日(木) 天王洲アイル地区が、「プロジェクションマッピング活用地区」として東京都に初めて指定されました。

一般社団法人天王洲・キャナルサイド活性化協会(東京都品川区 理事長 三宅康之)が活動拠点とする天王洲アイル地区は、プロジェクションマッピングを活用したまちの活性化やにぎわい創出を推進する「プロジェクションマッピング活用地区」として東京都に初めて指定されました。これを受け2020年12月10日より、その実施における地域独自の基準(地域ルール)の運用を開始いたします。

「プロジェクションマッピング活用地区」は2020年7月に改正された「東京都屋外広告物条例」において新設された制度であり、 地域特性に応じたプロジェクションマッピングの活用を図る地区として指定された後は、 投影における表示面積や高さなどの規格・基準については地域ルールに基づいて決定・実施できるようになります。

当協会は、 2015年より水辺空間の利活用とアートによる地域活性化活動に取り組んでおり、 プロジェクションマッピングにおいては地域イベントである天王洲キャナルフェスを中心に継続的に実施してきました。 この経緯より当協会では天王洲アイル地区(一部、 運河対岸エリアを含む)における地域ルールを策定し、 地域住民や行政との調整を経て、 この度の活用地区指定を受けるにいたりました。

これにより、 例えばこれまでの通常のプロジェクションマッピング投影の表示面積は商業地域では100平方メートル 以下と定められていましたが、 地域内の予め指定された壁面においては、 最大箇所で2,000平方メートル まで投影が可能となります。 また、 当協会が地域ルールに基づいた実施調整・管理及び行政への申請手続きを担い、 本制度を活用するプロジェクションマッピング実施者が負担する計画調整・申請業務等にかかるその費用は、 天王洲アイル地区の地域活性化に向けた活動費に充当いたします。 このように、 実施者にとってはプロジェクションマッピング活用の可能性を拡げることにつながり、 地域社会にとっては地域活性化にかかる様々な活動費のあらたな調達手段となります。

当協会は、 プロジェクションマッピング実施者の新たな誘致、 国内外観光客の誘客、 地域活動資金の調達などを推進させることは、 東京でも貴重な天王洲の水辺空間である天王洲アイル地区がさらにアートの街として活性化していくための一助になると考えております。 今後もこの取り組みを通じて、 プロジェクションマッピングを活用した持続可能な新しい地域活性化のモデル構築に挑戦して参ります。

※プロジェクションマッピング実施希望者の方へ
本地区でのプロジェクションマッピング実施については、 事前の調整および地域・行政への手続きが必要となります。 投影を計画される場合は早めに当協会までご連絡・ご相談ください。

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一般社団法人 天王洲・キャナルサイド活性化協会
https://canalside.or.jp
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<取材申し込み・問い合わせ先>
一般社団法人 天王洲・キャナルサイド活性化協会 (担当:和田本・福谷)
E-Mail:info@ canalside.or.jp
Tel:03-4405-5785
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