観光活性化の取り組み
地域社会とアートシティの架け橋となる水辺観光の創造
当協会は、水辺空間の利活用とアートによる地域活性化活動を軸に、様々なアートプロジェクトや地域イベント、地域連携イベント、クルーズ企画などの様々な活動を通じて、天王洲の水辺をより一層魅力ある観光文化の体験空間とする活動に取り組んでいます。
水辺観光推進企画「運河クルーズ／渡し船」
当協会では、日本固有の環境観光資源であり体験型観光娯楽である「屋形船」を、世界有数のエンターテインメントとして醸成し競争力強化に努め、国内外の観光客にその魅力を広く訴求する取り組みを行なっています。過去には、訪日外国人旅行者向け「東京”屋形船”ナイトクルーズ・エンターテインメント」や「ENJOYしながわ屋形船キャンペーン」などを品川区、しながわ観光協会、舟運事業者の方々の協力にて実施しました。
また天王洲キャナルフェスやしながわフェスウィークなどのイベント開催時には、京浜運河や天王洲運河とその周辺を巡る「ミニクルーズ」や「渡し船」などの企画も実施しており、水辺観光をより身近なものとして体験する機会の創造を推進しています。
＞「東京”屋形船”ナイトクルーズ・エンターテインメント」関連ページ
＞「ENJOYしながわ屋形船キャンペーン」関連ページ
地域活性化イベント「天王洲キャナルフェス」
当協会では、日頃より天王洲の水辺空間をより一層魅力ある観光文化の体験空間とするための取り組みを継続的に行っています。その取り組みの一つとして定期的に開催している地域催事「天王洲キャナルフェス」では、水辺空間の賑わいを創出し地域活性化や地域住民のコミュニケーションの場として、子供から大人まで誰もが楽しめる船上ライブやマルシェ、ワークショップ、そして屋外プロジェクションマッピングを活用した水辺の映画祭などのプログラムを企画実施。コロナ禍においてはオンライン配信によるイベント開催に取り組むなど、社会環境の変化と要望に応じた多様な形で開催しています。
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アートプロジェクト「天王洲アートフェスティバル」
「アートの島＝天王洲アイル」を舞台に、2017年「水辺の芸術祭」としてスタートしたこのプロジェクトは、国内外のアーティストによる壁画や立体アート作品の展示による国内最大級のミューラル・プロジェクトです。水辺とアートをキーワードに賑わいと魅力あるまちづくりを推進する天王洲アイルにおいて、運河沿い建築物の大型壁面アート、品川区の公共桟橋待合所や公園施設の壁面アート、桟橋空間における立体アート、駅通路の壁面アートなど、「アートの島＝天王洲アイル」を印象付けるシンボリックな展示を行なっています。
この取り組みを通じて、屋外アートと屋内アートの活用による天王洲アイルの魅力あるまちづくりを創造し、水辺で出会う日本文化とアートのコミュニケーション推進を図っています。
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文化観光プロジェクト「キャナルアートモーメント」
このプロジェクトは、天王洲運河上に係留した複数の台船を特設のライブステージとして活用し、運河沿いのビル壁面を利用したプロジェクションマッピングで演出するなど、しながわの水辺空間で日本の芸術文化を楽しむプレミアム水上ライブ・イベントです。
地域の伝統芸能、パラダンサーによるパフォーマンス、船上での音楽ライブやミュージカルなど、子供から大人まで誰もが楽しめる多彩で多様なプログラムを、天王洲の水辺という特別な空間からお届けしています。
同時に、世界中の人々に向けてオンライン配信を実施することで、天王洲と日本文化の魅力を国内外に発信し、水辺の賑わい創出につなげる取り組みです。
2021年には公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会による「東京2020 NIPPONフェスティバル共催プログラム」として開催しました。
アート理解推進企画「天王洲アートツアー」
天王洲キャナルフェスなどのイベント開催時に、「アートの島＝天王洲アイル」を舞台に、天王洲エリア内に点在する様々なアート作品や国内最大級のMURAL PROJECT「TENNOZ ART FESTIVAL」の屋外アート作品を巡るツアーを実施しています。
水辺とアートをキーワードに賑わいと魅力あるまちづくりを推進する天王洲アイルにおいて、運河沿い建築物の大型壁面アート、品川区公共桟橋待合所や公園施設の壁面アート、桟橋空間における立体アート、駅通路の壁面アートなどシンボリックなアートを巡るツアー企画です。言葉の壁を超えるアートとの出会いを通じて、初めて天王洲を訪れる方々にもその魅力を深く体感していただくとともに、日本の文化や地域の魅力を世界に発信する取り組みとして開催しています。
これまでには、アート作品のガイドとともに電動キックボードや次世代ロボティックモビリティなどを活用したツアー開催にも取り組みました。
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地域連携プロジェクト「しながわフェスウィーク」
「しながわフェスウィーク」は、約１ヶ月の間、しながわ周辺の様々なイベントやエリアを連携しつなげることで、品川湾岸エリアの水辺の魅力を発信し、まちに暮らす人々、働く人々、多様な観光客の出会いの場を拡げ、しながわのさらなる賑わいを創造する地域連携プロジェクトです。
天王洲・御殿山・旧東海道品川宿・品川シーサイド・五反田・大崎・大井競馬場などのしながわ周辺の多数のイベントや会場をつなぎ、運河クルーズ、フリーマーケット、マルシェ、コンサート、映画、伝統工芸、美術展、茶会、まち歩き、スタンプラリーやフォトコンテストなど、子供から大人まで楽しめる様々なコンテンツを提供しています。当協会は、しながわフェスウィーク実行委員会メンバーとして、様々なプログラム企画の実施に取り組んでいます。
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文化観光活性化推進「水辺の勉強会」
当協会の会員を中心として、水辺空間の利活用と地域文化の発展を学び合う勉強会を定期的に開催しています。特別講師によるセッションや視察ツアーの実施、参加者の情報交換などの機会を通じて、今現在の水辺活用のトレンドや現場の課題などを学び、新しい事業のあり方や新たなまちづくりの姿を見出す取り組みです。
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